HOME » 【山形編】注文住宅づくりに成功すべく » 山形県の地盤の状態は?

山形県の地盤の状態は?

注文住宅を建てるには地盤調査が必要です。地盤調査の重要性や、この山形県の地盤の事情についても説明します。

注文住宅を建てる前には地盤調査を!

住宅の基礎や構造がしっかりしていても、地盤が弱ければ意味がありません。地滑りや地盤沈下、液状化などが起これば、住宅が傾いたり、倒壊しなくても住むことができなくなってしまいます。

家を建てる前には、必ず地盤調査を行うようにしましょう。調査結果によっては地盤の改良が必要になることもあります。その際にはまた費用がかかってしまいますので、改良の可能性がある場合を考えてあらかじめ予算に組み込んでおくと安心です。

地盤調査では、土層や土質、地下水の水位、地盤の硬軟、障害物の状況などを調べます。調査方法としては「ボーリング試験」と「スウェーデン式サウンディング試験」が定番となっていますが、他に「表面波探査法」といった方法もあります。

それぞれの概要は以下です。

●ボーリング試験:基本的な地盤調査方法ですが、主にRCの中規模以上の建物で使われ、木造住宅ではあまり使われません。ロッドの先端にサンプラーを取りつけ、63.5kgの重りを76cm下に自然落下。地面に30cmめり込ませる打撃数をN値とし、この値で地耐力を図ります。また、土を採取し調べることも。ただし、より正確な情報を得られるものの、費用は高額です。

●スウェーデン式サウンディング試験:木造住宅では定番の調査方法。先端がキリ状になった器具に重荷をかけ、25cm下がるまでハンドルを何回転させたかをN値とし、その強度を推定します。深さ10mまで測定可能で、1カ所あたり30分ほどで終了。かかる費用は1カ所2万円ほどで、一般的には5カ所調べます。

●表面波探査法:地表から地中に向けて振動波を発信し、地盤の硬さを調べます。スウェーデン式サウンディング試験よりも正確な調査結果を得ることができ、費用も高くなります。

どの方法を使って調べるかは、住宅の構造や規模、土地の性質、それぞれの会社の見立てなどでも変わってきます。まずは、注文住宅会社に相談してみるのがいいでしょう。

山形県内にみられる地盤リスク

山形県は、奥羽山脈・出羽丘陵・越後山地と南北に3列で連なっており、内陸には米沢・山形・尾花沢・新庄盆地があります。

その周辺には扇状地が多数あり、湖(せきこ)が埋め立てられた庄内平野、海岸部に庄内砂丘が発達しているといった地形をしています。地質的には、出羽丘陵や新庄・尾花沢盆地周辺、小国盆地周辺において地すべりの発生がみられています。最上地方や角川・銅山川流域のシラス分布地域でも発生しており、法面の崩壊リスクも高い地質といわれています。

また、山形盆地の北西部から村山市にかけての地域、米沢盆地北東縁部の白竜湖周辺、庄内平野の北西縁部から酒田市においては軟弱地盤が発達しており、盛土による沈下や掘削時の変形が問題視されています。近年、地震による液状化問題が深刻化していますが、山形県内でも酒田市中心部や平野の縁辺部、砂丘周辺、最上川旧河道沿いなどで繰り返し発生しているところもあります。

山形市北西部の水田地帯や米沢市街地では、わずかながらの地盤沈下が確認されており、年々少しずつ沈下を続けているようです。

山形の注文住宅会社厳選集