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家づくりを検討中の方なら、必ずといっていいほど目にする「ZEH」という文字。
このZEH、家のエネルギー収支をゼロ以下にする住宅といわれていますが、ZEHでの暮らしにはどんなメリットがあるのでしょうか。
山形エリアに注文住宅を建てようと検討中の方に、山形だからこそ必要なZEH住宅のメリットなどをご紹介しています。
ZEHは、従来の一般的な住宅で想定した場合の消費エネルギーの20%以上を削減し、加えて80%以上を自家発電による創エネでまかなうことで消費エネルギーを実質ゼロ以下にする住宅のこと。
そのため、高断熱による省エネと自家発電による創エネが大きな特徴になっていますが、そのなかでも山形で注文住宅を検討中の方に注目していただきたいのは高断熱。
ZEHにすることで光熱費が節約できる、というのが代表的なメリットですが、実はほかにも山形で暮らす方々に知って欲しい数々のメリットがあります。
山形は県の大半を山地が占め、さらに東の県境には標高1000~2000mにも及ぶ奥羽山脈が走り、日本海側特有の気候になっています。
さらに、山形市など一部の例外はあるものの山間部は多雪地帯でありながら、春から夏にかけてはフェーン現象も発生しやすく、突発的な猛暑日になる日も少なくありません。
例えば、1933年7月に山形市で観測された気温40.8°Cは、2007年8月に埼玉県熊谷市、岐阜県多治見市で観測された気温40.9°Cに抜かれるまで最高気温日本一でした。
ZEHの家を建てるメリットといえば、ほとんどの場合ゼロエネルギーや創エネなどがクローズアップされがちですが、実はZEH住宅は効率よくエネルギーを使うことで、電気代を抑えてくれます。
断熱性能を高めたZEHの家は、家の中の温度や湿度を一定に保ことができるため、暑い夏も涼しく快適に暮らせます。なぜ断熱性能を高めると夏でも暑さを感じにくく快適かというと、夏の熱気が室内に伝わりにくくなるからです。
さらに、断熱性能が高いためエアコンで冷えた室内の空気を外に逃がすことがないので、エアコンの稼働効率も良くなり夏の電気代を抑えることができるのです。
ZEHには、健康にも影響を及ぼしかねない山形の気候だからこそ得られる、大きなメリットがあります。
ZEHに求められる高い断熱性能は、山形の過酷な夏の暑さや冬の寒さの中でも快適さを保った暮らしが可能になるだけでなく電気代を節約することもできます。
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